介護職員の仕事の種類や資格を取得するための難易度などを見て行きましょう。
資格取得の難易度
介護職員初任者研修では最後に1時間ほどの試験があります。記述式と選択式で出題され、100点満点中70点で合格となっています。試験はふるいにかけるための試験ではなく、授業内容を理解しているかどうかを確認するためのものという位置づけですので、決して難易度は高くないと言えるでしょう。
介護職員の給料
介護職員の給料は決して高くはありません。しかし、人手不足なこともあり、年々給与水準は上がって行っております。今後ますます高齢者が増加すると給与水準は更に上昇が見込めます。また、勤続年数が長ければ長いほど給与も高額というデータもありますので、長く地道に続けることで報酬アップが見込める魅力的な仕事と言えるでしょう。
介護職員の仕事の種類
入居介護施設に入っての介護職
老人ホームなど様々な入居型介護施設に入っての介護のお仕事ということになります。主な仕事は、食事介助、排せつ介助、入浴介助などが中心になりますが、見守りや付添い、コミュニケーションなど身体的にも精神的にも介助を必要とされている方ばかりですので、高度な介護技術を要する仕事です。
通所施設(デイサービス)の介護職
通所施設(デイサービス)とは、自宅で暮らす利用者が昼間の時間を過ごす場所のことで、そこで働く介護職員は、身体介護や身のまわりのお手伝い、レクリエーションなどを担当することになります。主に日中の時間帯に自宅までお迎えに行き、食事や入浴、機能訓練などを行います。
訪問看護員(ホームヘルパー)の介護職
介護が必要な方の自宅に訪問し、日常生活のお手伝いをするのが主にホームヘルパーの役割です。自宅での食事・排せつ・入浴介助や、掃除・洗濯・調理・買い物などの家事援助、また、通院や散歩などの見守りや支援など仕事は多岐にわたります。